今日は明けだった。
あれから一応仕事中も万歩計をポケットに入れ続け、きのうの日付がかわる前の段階で6429歩だった。
そして0時過ぎてから今までで5316歩。
意外と仕事とか家事とかでも歩数稼げるな、という感想だった。
昨日出勤して気づいたのだが、新しく高さとか変えられるベッドを一台一階に導入されたのだが、こうなっていた。
これ4点柵じゃね?と思った。
ちなみに柵は取り外し可能。
「転落を防ぐため自分で降りられないように、ベッドを柵(サイドレール)で囲む」というのを4点柵というのだが、基本的には身体拘束にあたるため禁止されているはずだ。
要するに完全に囲ってしまうのはアウト。
一か所あけておけば確かオーケー。
本来身体拘束を正式にやろうとするといろいろと超面倒くさい手続きを踏む必要がある。
正面きって指摘する勇気はなかったため、あとでこっそり外しておいた。
そしたらバレて、逆に怒られた。
「つけとかなきゃ落ちるから危ない」とのことだった。
このおばあちゃんは自分でほぼ動けないレベルだし、なんなら他の人のほうが転倒とかのリスク高いと思うんだがなあ。
4点柵ってうちの施設だとむしろやらなきゃいけないことになっているのかもしれない。
ところで俺が名古屋の特養で働いていたころ、夜何回もすぐ起き上がって歩き回って他の人の居室に入りまくるおばあちゃんがいて、こういう対処をしていた。
要するに高さを変えられるベッドというのは頭の方だけあげたり足の方だけあげたり、そういう細かい操作もできるのだが、足だけ限界まで上げておくとほぼ起き上がれなくなる。
頭の周りは柵で囲われているので転がって脱出することも不可能。
これはたしかそのときのフロアリーダーがやり始めたのだが、夜勤の人は皆真似していた。
当時新人だった俺もやっていた。
そしてこれがリハビリスタッフにばれ、多分施設の上にも伝わった。
このことが原因だと思うんだが、俺以外のフロアメンバーが全員他の階にバラバラに異動になり、俺のいた階には上にお気に入りのすごい厳しいフロアリーダーが就任した。
ちなみに俺は割と普段からそのリーダーにお菓子をあげたり、謎に媚を売っていた。
だから残されたんだと思う。
あとまあ俺新人だったし、矯正可能だと判断されたんだろうな。
そのあと俺はしばらくは新しいメンバーともそこそこ仲良くやれてたんだが、まあ後輩とちょっと仲がこじれて、直接的にはそれで悩んでやめてしまった。
今日は帰る間際に急遽知らされた防火訓練やら謎の面接志望の男性とのやりとりやらで帰るの遅くなった。
マジで明けの終わり際にいろいろ仕事増えるのきつい。
帰ってからはシャワー浴びて昼飯食って洗濯干して仮眠とって夕飯作って食べて風呂入って今に至る。