今日は久しぶりに遅番だった。
今まで遅番は9時出勤だったのだが、4月から9時半スタートになった。
理由はコロナ渦が終わったから元の勤務時間に戻す、とのことだった。
正直よくわからなかったが、少しでも出勤が遅くなったのはありがたい。
朝から働くのはきついからな。
そのかわり帰りが少し遅くなった。
今日は割と平和な一日だったが、俺が休んでいた昨日、やばかったらしい。
利用者さんの二人が殴ったり蹴ったりの喧嘩をしたそうだ。
というか、言い合いからのほぼ一方的な暴力、みたいな。
最終的には家族さんを呼び出して落ち着かせてもらった、とかなんとか。
シフトの職員への同情や、俺休みでよかった・・という安堵とともに、シフトに入っていたメンツを考えると、多分申し送りに書かれていない事実というか職員の過失があったんだろうな・・とこっそり思ってしまった。
俺が思うに、揉めそうなのを放置していたか高い声で叱りつけたりしたんだろうな、と予想する。
個人的に利用者をヒートアップさせないためにやっていることがある。
穏やかに話を聞いてやり、肯定してやること。
相手に都合のいいように事実を濁すか誤魔化すこと。(介護の教本には誠実に対応すること、とか書いてあるが、ぶっちゃけ認知症の人に正論は通じない。下手したらキレられる。)
二人の距離を物理的に開けること。
勿論どうしようもない時もあるので、その時は応援を呼ぶ。
俺が思うに、やっぱり普段から利用者とどうでもいい雑談をするのが大事だと思う。
マジで雰囲気が良くなる。
おしゃべりをするのはサボりとかいう先輩もいるが、そういう人こそ職員同士で延々喋っている。
それよりは万倍マシである。
他にやるべき仕事があったら先にするべきだが、なにかをしながら、一緒にやりながらおしゃべりをするのは絶対に良い効果がある・・・と思うのだ。