今日は明け。
昨日一瞬、久しぶりに仕事やめたくなった。
なにかというと、この記事↓
otakumiamaikkyuu.hatenablog.com
の手を出したほうの利用者がらみの話である。
いつも夕食後に口腔介助をするのだが、昨日の夕食後その人に対して先輩職員が何度も「歯磨きをしましょう」と促しをしていた。
しかし「もうやった」の一点張りで延々拒否する。(認知症の人あるある)
最悪だったのが、その利用者に、用意した歯磨きが別の人の持ち物だったことに気づかれてしまったことだ。
書いてある名前が違った。(これに関しては完全に職員の過失。俺もこの時初めて本人持ちの歯磨きでないことに気づいた。)
というかその人は自分の歯磨きの色を覚えているらしく、それもあって拒否していたらしい。
しかし認知症の方は論理だてて物事を説明したりすることが苦手なため、どうして拒否するのかうまく説明できなかった。
よって俺が気づくのも遅れた。
先輩職員はすでに洗面所からフロアに戻っていた。
そこから「だから言ったじゃないの」に始まり、俺は延々説教された。(俺のミスじゃないのに・・・)
この人は本当に話が長いしループする。
意味不明な内容のことも多い。
口がうまくまわらずにどんどん声が大きくなり、勝手にヒートアップしていく。
ひたすら平謝りしながら話を真剣に聞いてますよアピールをしていたが、距離も近く、あ、殴られるかな、と俺はビクビクしていた。
なにしろ前科があり、何人かの職員と利用者が被害にあっている。
まあ結局、俺は許された。
どうも向こうからしたら愚痴を言っていただけだったらしく、ヘイトは先輩職員に向かっていたらしい。
すっきりしたのか、あの人にも言っといて、と言われて終わった。(多分先輩職員のことだと思う)
しかしこの俺が先輩職員のミスを指摘するなんてできるわけねえよ。
俺はなかったことにした。
やめたくなったのは詰められてる瞬間だ。
セカイがぐらりと傾くような感覚。
あれは苦手だ。
ああいうのが積み重なったり、連続すると、俺は仕事をやめてしまう。
幸いにも昨日から今朝にかけて、まあまあその人を含んだ皆落ち着いていた。